夢の中の恐怖

一つの大きな物語の中で、登場人物が語る物語が繰り広げられ、その一つ一つの物語の監督が違っているのでそれぞれの風味を味わう趣向。全体的に「世にも奇妙な物語」のようなテイスト。どの物語がどの監督かビデオジャケットに載っておらず探しあぐねていたら、ふや町のページにちゃんと書いてあった。

“CHRISTMAS PARTY”(アルベルト・カヴァルカンティ)
“THE HAUNTED MIRROR”(ロバート・ハーマー)
“HEARSE DRIVER”(ベイジル・ディアデン
“GOLFING STORY”(チャールズ・クライトン
“THE VENTRILOQUIST'S DUMMY”(アルベルト・カヴァルカンティ)

“GOLFING STORY”のタッチが楽しくて好きだなと思ったら、「ワンダとダイヤと優しい奴ら」のチャールズ・クライトン監督のものだった。ベイジル・ディアデンの運転手もの、運転手のニヤっていう顔がイギリスの皮肉コメディという感じで好き。
腹話術の人形もの(“THE VENTRILOQUIST'S DUMMY”)、迫真だったが、ヴァネッサ・レッドグレーヴの父、マイケル・レッドグレーヴだったよう。。。そして、先日みてなかなかよかった「捕われた心」のナイーヴな登場人物でもあったんだな・・腹話術人形というのは、不気味な要素持っているし、いいところ突いていた。
“CHRISTMAS PARTY”は近年の映画でこの骨格をもらっているものがあると思う。

夢の中の恐怖 [VHS]

夢の中の恐怖 [VHS]