ショパンコンクールを聴く

ショパン・コンクールを聴く

ショパン・コンクールを聴く

少し前にショパンコンクールで使うピアノの調律師の方のドキュメンタリーをみたことがあって、おもしろかったのだけど、その関連で。

ショパンコンクール選考にまつわるあれこれ、そして、著者が実際に鑑賞した感想などまじえて比較的読みやすく書かれている。
が、ずぶの素人の自分には筆者の語っておられる演者の演奏を聴きながらでようやく理解が進む感じがした。ポゴレリチ事件とかきっとクラシックに親しんでおられる方にはとても有名なことなんだろうけれど、わたしはこの本でようやっと憶え、そこで名前の出てきたアルゲリッチなどもCDで演奏をきくことにより、頭の中に少しづつはいってきた。

栄光のショパン・コンクール 1

栄光のショパン・コンクール 1

栄光のショパン・コンクール 2

栄光のショパン・コンクール 2

どこの世界にも特異な方というのはいらしゃって、どうしてもそこに注目してしまう私。先ほども書いたイーヴォ・ポゴレリチについてはその後の人生も劇的でとても興味をひかれた。

ポーランドという国についても、映画で知ることや、ニュースに出てきた「連帯」のことなどごくごく一部しか知らなくて・・この本や、ポーランドの映画きっかけにもうちょっとちゃんと知りたい気持ちになっている。