豚鶏心中

負のエネルギーを源泉にファンタジーを紡ぐ男の物語。松井良彦監督は寺山修司との出会いがあり、この映画も天井桟敷館で長期上映をしていたよう。被差別がひとつのマグマになっているが、あくまでも徹底的に小さくて惨めな枠の中の主人公。背徳的なシーンが続くが、若い時代の作品ゆえの挑戦と感じられる。「20世紀少年」の原作のダークな部分はこれを昇華させたもののような・・撮影原一男
Movie Walker
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