光りの墓

ブンミおじさんの森」でカンヌ映画祭最高賞パルムドール受賞のタイのアピチャッポン・ウィーラセタクン監督作品。
眠り病にかかった兵士たちのいる元小学校の病院。そこでの暮らしは、「ジョニーは戦場に行った」*1や、言葉でのコミュニケーションができない人々との暮らしを思わされる。でもアプローチは「ジョニー〜」の真逆。ちょうど今日tweetで回って来た「いろいろな目線」ということも考える。目の前にいるひとは何もできない人なのか?そういう意味では「ジョニー〜」とも重なるところがある。でも、「ジョニー〜」のようにだからそんな状況を作った社会を訴えていこうという方向ではなく(もちろん「ジョニー〜」は名作だけど)、意外と青い鳥はそばにいるのかも・・というような流れを感じた。

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