裸の太陽

ビデオジャケットはなんだか前時代的。これに出てくる江原眞二郎演じる主人公も作品がはじまるなりすごく熱くて、国鉄の寮で切磋琢磨してたりしていて、ついていけるか心配になるが、愛嬌もあるし、シニカルにやさぐれてしまった同郷人の仲代達矢をかばう優しさも持っていて、大丈夫ちゃんと楽しめる。
酔っ払いの産婆演じる飯田蝶子インパクトのある感じの登場花沢徳衛、哀愁ある先輩機関士東野英治郎など脇もしっかりしている。
これをみたのは、川本三郎さんの本*1にこれにでてくる郡山あたりの鉄道風景のことがふれてあったからだけど、川本さん、神保町シアターで「東北映画紀行」という企画をたてておられたのだなあ・・
ちなみに大きな町に買い物にいくシーンは川越撮影らしい


感じのいい喫茶店シーンあり。
橋でのシーンだとか撮影の仕方がいいなと思ったところ多々あり。撮影 宮島義勇とある。wikipediaでみてみると、「西の宮川、東の宮島」という言葉が。

裸の太陽 [DVD]

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みたのはVHS 表紙は同じ