ピースオブケイク

部分部分のリアリティがあってどうなるのかなと惹きつけられるのだけど、作品全体としてはどうかな。。ちょっと長く感じた。多部未華子が時の経過を感じさせるのは大変上手だと思ったが。。話の筋としてはよくわかるのだけど、どこをどうすればよいのか。。少なくともラストはもう少し余韻を持たせる感じで終わってもよかったのでは?いかにも東京の一人暮らしらしい空気はあるのだけど、自分が遠くに来てしまったのか?読んでないけれど原作の方がいいような気がしてしょうがない。みていて途中かなりよかったものだから総合的に辛口な気分になったのかな?
途中劇団の人が出てくるシーン、どちら様か知らないが、なんかいい雰囲気まとっている・・なぞと思ってみていたら、峯田和伸氏だった。さんざんテレビドラマ「奇跡の人」で毎週いいなあといっていたのに、舞台用の恰好していたらわからない始末。でも素の感じを押し出してる時とちょっと雰囲気変わると思う。
「どのみち誰とつきあったって人生どうせ生き別れか死に別れ」ってセリフはよかったな。川島雄三


このソフトのパッケージ・・こういう風にした方が売れるのかもしれないけれど、ちょっと違うような・・