伊藤さんは40代とのことで私より少しお若いのだけど、中年あるある(オビにも載っている幼稚園の若い先生の描くハートをみて、自分の描くハートがなんか古いと認識とか。。)満載で楽しめるし、リラックスできる。
西原理恵子さんが、それぞれ再婚の伊藤さんと戦車さん夫妻のことを色々経験してきた二人だからこそ育んでこられたいたわれる心、のようなことを書いておられたけれどそれがわかる。(そんなええ話系ではなく毒がうまく染み込んだ笑える作品なのだけど)
西原さんと娘さんの登場シーンもあり面白い。(名前は出ていないけれど、とある売れっ子漫画家のムスメさんとして登場。天衣無縫な娘さんの言葉にある意味ぐさっときながらも、隅っこのシルエットでこれをいったのは西原さんの娘さんねとわかるつくりに。)
- 作者: 伊藤理佐
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2016/01/28
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (3件) を見る