雪花の虎 2

この巻では上杉謙信武田信玄の対比が出てくるのだけど、はじめ謙信の名前が晴信、謙信の兄が晴景と似ていて、両者それぞれとは個性の異なるきょうだいがいたり、強い父がいるもので、混乱してしまった。途中から大丈夫になったあとは、のちの謙信、主人公の虎ちゃんの魅力に夢中。ロマンスみたいな要素もとってもうまい!
信玄の弟、信繁が、この巻に出てくるが、ちょうど先週の「真田丸」をもう一度みていたら、最後の歴史解説のような時間に川中島で討ち死にした信繁の話をしていて、真田幸村のもとの名前真田信繁は、この人からもらったとのこと。つながっていってますます楽しい。