みんなのための資本論

先週末、こどもと映画館でも・・という話になって一度行ってみたかった第七藝術劇場でやっていた「みんなのための資本論」へ。3代にわたる大統領行政府に仕えたアメリカ人経済学者であるロバート・ライシュのカリフォルニア大学バークレイ校での講義をまとめたもの。とてもわかりやすく表現してある。格差社会が強烈なアメリカの話だけど、同じような傾向が日本にも・・アメリカのヘイトスピーチ的デモの姿など如実な感じ。
第七藝術劇場のある十三は安くておいしい飲食店に囲まれ、チンドン屋さんの姿などもみかける大阪らしい町。そこにあるビルの上階で、骨のあるセレクトをした上映を行なっている。売店近くもかたすぎなく、映画館は映画を提供するからあとは一緒に考えていきましょうという感じが漂っている。お客さんたちの雰囲気もとてもよく、予告で流れていたほかの映画やイベントにも大いに興味を持つ。(想田監督の「牡蠣工場」、東海テレビドキュメンタリー劇場「ヤクザと憲法」、第七藝術劇場の下の階シアターセブンで開催される「東西南北縦横斜め」というトークイベントなど)

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