「クラバート」は、久しぶりにみたカレル・ゼマン作品。思いもよらない展開をこなす体力を最近持ち合わせてない気がして最近チェコアニメから遠ざかっていたのだけど、そのエキゾチックさも含めて楽しめた。実写と絵をあわせたときの異化にやられる。
「ホンジークとマジェンカ」は、ふや町映画タウンの大森さんのおすすめ☆☆(追加おすすめリスト)
「『ホンジークとマジェンカ』を人生の最後にゼマンは作ったんだなというのがまたよくて・・」とふや町映画タウンできいて、みたのだけど、確かに、これがこの世へのメッセージかと思うとゼマンの出した結論に胸が熱くなる。人間を構成している善や悪や、そのどちらでもなく、それらを傍観しつつ楽しむような性格のものが形になってあらわれてきて、主人公とともに人生を歩む感じ、そして美しい音楽と映像が与えてくれる幸せ。。なんだかとてもよかった。
- 出版社/メーカー: 日本スカイウェイ
- 発売日: 2004/03/05
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幻想の魔術師カレル・ゼマン ホンジークとマジェンカ [VHS]
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