リップ・バン・ウインクル

フェアリーテール・シアターというアメリカのテレビ番組で放映されたもの。みていると、これはなかなかスタッフが贅沢なシリーズだ。
この作品はフランシス・フォード・コッポラ作品。ふや町映画タウンの大森さんいわく、コッポラのかわいらしいグループの映画で、この方向性がソフィア・コッポラに受け継がれているのかな?とのこと。コッポラのかわいらしいグループといえば、アステアを使ったミュージカル「フィニアンの虹」*1も大層よかった。この映画でも、魚を釣るシーンのおふざけすれすれのかわいらしさなどもとても魅力だったし、話の区切りを表現しているふすまのような大道具もおもしろい。そして全体のストーリー運びが愛すべき感じ。

みたのはサンリオから出ているVHS版 日本語吹き替えと原語のバージョンがおさまっている。(英語の勉強のため、とのこと)ひところのサンリオの文化事業みたいなもの、とても興味がある。サンリオの作った「くるみ割り人形*2も後年見たけれど時代の空気込みでとてもよかったし、また公開当時みた「親子ねずみの不思議な旅」とかもいまだに時々思い出す。