ふや町映画タウンの追加おすすめ☆☆。1943年製作。イギリス映画。調べていたら、かなり大ヒットした作品らしい。
ビデオジャケットには品田雄吉推薦作品とあり、品田さんの推薦文によると、この映画に出てきたマーガレット・ロックウッド、フィリス・カルヴァート、ジェームズ・メイソン、スチュワート・グレンジャーという顔合わせは、1940年代初めのイギリス映画では最高の豪華キャストとある。その中でも特に若き日のジェームズ・メイスン(灰色の男といわれていた貴族役)が特筆されている。名前はきいたことあるのだけど、誰だっか?という感じのジェームズ・メイソン。調べてみると(こちら)、「北北西に進路をとれ」だとか有名な映画にたくさん出ておられる。私がみたことのある映画で印象に残っているのは「ロリータ」かな・・で、この映画の彼が「ロリータ」でああいうことになったんだ・・とニヤっとしてしまう。
舞台は19世紀のイギリスの話だけど、ストーリーの展開役として、それより時代が下った20世紀の人々が出てきて、19世紀のひとたちとのかかわりがありその構成は、楽しめる。
19世紀の方は、ロンドンと郊外のお城が舞台の貴族もの、ってところが「ダウントン・アビー」*1のようで、親しめる。(時代的にはさかのぼると思うけれどどれくらい前なのかな・・)話の内容は、ふや町の大森さんいわく昔の松竹映画のような・・確かにそういう部分はあった。ま、でも「ダウントン〜」の方もそういうところあるしな・・