土曜の夜と日曜の朝

プロデューサーのトニー・リチャードソンはイギリス映画界のニュー・ウェイブの一員と呼ばれている。アラン・シリトーの原作でアルバート・フィニーが主人公の怒れる若者系の話*1だけど、ひとつにはアルバート・フィニーの持つ雰囲気、また、社会に怒ったり、人妻と遊んだりしているけれど、基本自分の責任は果たそうとしている主人公の姿などに好感が持て、キツくない気分でみられる。最後まで主人公に寄り添った気持ちでみていけた。

みたのはvhs版

*1:イギリスのものは「フリー・シネマ」と呼ばれているらしい