三谷幸喜のありふれた生活 12 とび

朝日新聞の木曜夕刊で三谷さんのコラム読むの楽しみにしているのだけど、夕刊で読むときより本になってまとまって読むときのほうがいつも楽しい。これはなんなんだろう?ゆっくりと著者の世界に浸れるからかな・・
この巻は「其礼成心中」や「ホロヴィッツとの対話」*1「おのれナポレオン」*2など自分がみた舞台のことが書いてあって特に楽しい。
特に、「其礼成心中」は見に行ったときは全然文楽のこと知らなかったけれど、それをきっかけに文楽劇場に行き始めた今読むと、文楽の人たちのこと誰の話をしているのか当時よりはしっかりわかるものだから楽しさも倍増。

タイトルにあるように、三谷さんの傍らにいつもいたラブラドールのとびちゃんが亡くなって、とびちゃんのことを書いた項も多い。新しく来たわんちゃんたちに先輩としてのとびを紹介したい気持ち、わかるな。

三谷幸喜のありふれた生活 12 とび

三谷幸喜のありふれた生活 12 とび