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ウディ・アレンの映画をかなりみてきたけれど、シリアス系ときいたこの作品は後回しになっていたが、表現の仕方が違うだけで、普段馴染んでいる軽妙なウディ・アレン作品と同じ核を持った人々が出てきているように思った。自分の生き方に焦り、悩んだ挙句考え込んでいる自分をふっと遠くで眺めてみたり、こどもと親、きょうだいを取り巻くコンプレックスの問題を抱えていたり、、口当たりはそんなによくないけれど、若い時ウディ・アレンのシリアス系作品「セプテンバー」をみたときに感じた違和感は全くなかった。今なら「セプテンバー」ももっと味わえるかも・・