yukkekoさんがはてな日記に載せておられるのをみて読んでみた。聖書を語る、といっても聖書ばかり語っているのではなく、現代を語っているのであって、そこから神についても語っているのであって、間口の狭い本ではない。
佐藤優については足立倫介「悪党の金言」で紹介されているのを読んで、ワイドショーで流されているイメージだけの人ではない、までの認識はしていたのだけど、とにかく博識で、ロシアの政治家を生で見つめてきた上での発言は説得力がある。ただ、こっちは知らないことをきかされているもので、検証しないで煙に巻かれている状態なのかもしれない。その判別もつかない状態を恥じこれを入り口にちょっと勉強したくなった。中村うさぎの感覚の良さも随所にみられた。
- 作者: 佐藤優,中村うさぎ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/07
- メディア: 単行本
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