平治の乱。なんといっても目立つのは悪源太義平。(wikipediaによると「悪」って善悪の悪ではなくて、「強い」「猛々しい」くらいの意味らしい。で、これを書いている時点で11巻もちょっと読んでいるのだが11巻はじめの悪源太のせりふがまた素晴らしい!)すっかり義平ー義朝に肩入れしつつ読んでしまったが、平家の重盛中心に書かれているところは重盛側で読んでいたり・・つまり、いろいろな視点から描かれているオムニバスみたいな性格もあるんだな、この本は。
- 作者: 橋本治
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2010/01
- メディア: 文庫
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