有名すぎるテーマ音楽、タイトルゆえに敬遠していたが、町山智浩の映画塾というものでwowowで特集されていたのでみてみた。勝手に想像していた周りの大人の無理解に突っ走る悲劇的な孤高のカップルの話でなく、父親へのコンプレックスをいつまでもひきずっている男とちゃんとそれがわかっているしっかりものの女性の物語として堪能することができた。主人公の女の子のファッションがすごくかわいい。男の方もアイビールックが風景などとあいまって映像的にとてもいい。あのテーマ音楽はほんとに手あかにまみれてしまっているけれど、町山氏も映画塾後編で指摘されているように男の心情とかぶるところの使い方は大変よかった。
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