メジャーな映画だからふや町で借りるほどのことでも・・と思ったものの、マラドーナの映画*1をみてアルゼンチンへの関心が高まっている今みておこうと借りてみる。今年はたくさん借りた方がレンタル単価が安くなる計算にもなるし。。
この頃現実を淡々と描く感じの映画をずっとみていたので、久々のミュージカル、新鮮だった。ただ、しょっぱなアントニオ・バンデラスの口と歌があってない感じであれっとちょっと思ったもののそこはすぐになじんだ。エビータを演じるマドンナ、ぴったり。踊りもうまいし、なんてかわいい声!と驚くような声やらしっとりした歌唱やら、ぴちぴちしたたかできれいな感じやらすばらしいと思う。
エビータのお話をはじめてみたのは娘の高校の文化祭で、実はそこですごく感激したんだけど、(割合まっすぐにエビータを描いている感じもあったし、女子高の三年の出し物で、これからこの子たち女性としてどういう風に生きていくのかなというのを重ね合わせたのもあるのかな。。)映画の方は、貧しい生まれからファーストレディにのしあがり民衆の支持を得ているエビータをバンデラス演じるチェという人物にちょっとクールに語らせていて、悲しいとか感動するとかいうより、エビータのこともっと知りたいな、という気分になるものだった。