年末から自分に余裕のない状態で、映画もあまりみられてなかったのだけど、先日あえていろいろな義理を無視して時間を作って観た「母なる証明」*1のおかげで、自分の中のぐるぐる周りでは到達できない視点みたいなのを与えられた感じで、極小サイズになっていた視野がちょっと広まり、気分がよくなり、やはり映画を観る時間というのをとっていかねば、と強く思った。
で、去年「ル・バル」*2以来おっかけまわしていたエットーレ・スコラの、録画していた映画「パッション・ダモーレ」を。時代物って苦手なはずなのに入り込めてすごくおもしろい。途中まで「ミザリー」みたいな話として、どうなるんだどうなるんだ・・とみていたのだけど、わかりやすすぎない結論に、映画を通して世界に出会える楽しさをすごく覚えた。
- 出版社/メーカー: カルチュア・パブリッシャーズ
- 発売日: 1996/10/25
- メディア: VHS
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