タイトルは軽いタッチなんだけど、基本衒学的な文章で結構苦労して読んだ。わからない人にもわかりやすく、という文章でなく、専門雑誌を読んでいるような感じ。知っている事柄については深い洞察に新たな視点を与えられたことも多々あったのだが、まるで知らない事柄については読むのに努力を要した。中野翠さんの試写室の様子や、彼女の本について書いたところがあるのだけど、知り合いなのかな?
興味を持った映画
- ブニュエルのナサリン(ナザレ生まれのもの、という意味らしい)
- 天国の半分(こちらに紹介)
- アニエス・ヴァルダのカンフー・マスター(という名前のゲームに夢中のリセ男子が出てくる話らしい・・タイトルで敬遠していた・・)
- 受難のジョーク(クンデラ原作)
- 小池征人 狭山事件
- 作者: 四方田犬彦
- 出版社/メーカー: フィルムアート社
- 発売日: 1992/07
- メディア: 単行本
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