中学や高校時代の人間関係ってお互いの不安定さを反映した難しさがあり、その時味わった厄介な気分だけは大人になってからでもひきずっていたりする。
だけど、卒業して別れた時点で自分の心の中の相手は時間が止まっているけれど、実際次に会った時は相手にも自分と同じだけの時間の経過、人生の経験があり、当時とは違う人間関係をつくることもできるかも・・・そういうことを時々聞くけれどそれは真実かも・・という気分になれた「コンサート」。
「おカアさんのいた街」のフィリピーナの日本語がかわいらしい。出てくるのは善良な普通の市民ばかり・・そこにスパイス&陰影を与えてリアリティのある人物として描ける人だなぁ・・森下裕美さんは!
- 作者: 森下裕美
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2010/07/28
- メディア: コミック
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