そうだ、人間は誰でも病気になるんだ。たいていの人は重い病気を人生の後半にする。そして死に至る道のりも病気のつらさと共にゆく。
だから病気のつらさを言葉にして他の人と共有することは恥かしいことでもなんでもないのだ。そして、人はどんなときであっても、自分の「生きざま」を誇れるのだとわかった。
ツレさんの書かれた「おわりに」より。向き合うとはこういうことだな。なんでもそこからはじまると思う。そして、そのことはほかの人の力にもなっている。とてもナチュラルで読みやすく、真摯な良書。
- 作者: 細川貂々
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2007/11
- メディア: 単行本
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