フランケンシュタインの逆襲

以前NHKの「名作平積み大作戦」という文学の名作をプレゼンテーションする番組で、シェリーの「フランケンシュタイン」を大森望さんが取り上げた時フランケンシュタインの作った人造人間がすごく繊細な人だったと知り、大変興味をもち、この映画で出てくるなりちょっと凶暴だったりしても、そのあと悲しそうな顔をしているクリストファー・リーをみてどっか転機がくるんだろうかと思い続けていたのだけどwikipediaによると映画では非繊細な感じになってないらしい。そうでしたか・・・最近の刺激の多い作品に慣れているものだからことの根源であるフランケンシュタインももっといろんなことをするのでは、とこっちの想像の方が上回っている感じだった。しかし、パニックムービー的に人造人間が大暴れするシーンをとるのでなく、「なにかとんでもないことが起きるのでは・・」っていう予感で話をひっぱっていく感じはとてもすばらしいと思う。