はじまりのところ(つまり蒼井優扮する佐藤さんがいろんな場所を転々とし、百万円貯まったら違う場所に行くきっかけとなった説明のあたり)をみている時は、その原因をつくった人々がわかりやすすぎることに抵抗感をもったけれど、そしてどこの町にもいるイヤやヤツは、はっきりとシンプルに嫌で、そこは薄いのだけど、そこ詳細に描いていたらまとまりつかなくなってしまうし。。当事者の頭の中での相手の姿って事情とかそうそうみえてない、この映画での表現そのものだったりもするし・・まぁいいのかもしれない。おのおのの町でそれなりのオチはあったしな。。夏から秋にかけて、いろんな町でいろんな経験をする蒼井優を写すカメラの視点がとってもきれいで、みていて楽しい。ラストの感じもとてもよかった。流れ者ってこういう人のことなんだろうなあ。。苦虫女ってどんなイヤな奴かと思いきやごくまっとう。
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