黄檗へ

京都のパン屋さん

京都のパン屋さん

「京都のパン屋さん」という本に載っていた「たま木亭」に行きたくて行きたくて・・寺社巡りの好きな夫にはその近くの「黄檗萬福寺」へ行こう、ということで出かけた。もちろん萬福寺にも自分も興味はあったのだけど・・


でかけた日はすごい夏日和で、萬福寺のエキゾチックな建築がすごく映えてとても涼しげ&かっこよかった。暑い気候の異国にきているような気分にもなるし、回廊を、お茶会帰りのような着物の一群が歩いているさまは、なんだか市川崑の映画の中の1シーンのよう。とても堪能できた。


お楽しみのたま木亭はとても小さなつくりなのに、すごくたくさんの人が機敏に働いておられて、次から次へと焼きたてのパンが並んでいく。お客さんが多くてどんどんはけるけれどどんどん追加される。おそうざい系のパンは中につまったフィリングが食べる時にじわっとジューシーな感じででてくるし、おやつ系列のパンも中身がしっかりとおいしい。本当にわくわくするパン屋さんだった。

黄檗めぐり、なかなか楽しかった。萬福寺では、もうすぐ、蛍放生会があるよう。今年は6月6日(土)と7日(日)のよう。

●2016年8月追記:たま木亭はこのあと黄檗の少し違う場所に移転したようだけど、移転後もやはりよい感じで営業されている模様。