栄光の影に ウィリアムとドロシー/老水夫の詩

ウィリアム・ワーズワースサミュエル・テイラー・コールリッジという二人の英国詩人をケン・ラッセルが描いたもの。前者はワーズワースの霊感に大きな影響を与えた妹ドロシーとの関係、後者はコールリッジのことなんだけど、前者では微妙な立場のワーズワースの妻にもちょっと光があててあるし、後者では、コールリッジもその時代の世間からみたら・・という部分も描かれていておもしろい。wikipediaでみた二人の肖像と、映画の二人が酷似していて驚いた。舞台となった英国湖水地方はとても美しく、ナショナルトラストの話に出てくるのはこういう場所だったのかと納得。