ソング・オブ・サマー

ケン・ラッセルがBBCのTVディレクター時代に作った作品。フレデリック・デリアスという音楽家の音楽に惹かれた青年オルガン奏者が、デリアスの病気で中断している楽曲の完成の手伝いをしにいくという内容。(フェンビーというオルガン奏者の書いた実話)ケン・ラッセルの伝記もの、好きなのだけど、おもしろくて極端な表現とともに、事を成し遂げた人を支える人をすごく丁寧に描くところが共通してあると思う。(今すぐに思い出すのはマーラーの妻、「アルタード・ステイツ」*1の妻など)