老人が若い娘に惹かれる話なんて、若い頃はふーん・・って感じだったのに、自分が年をとってみると、若さの輝きっていうかなり抽象的なものへの気持ちも含まれているのだなぁって思えるようになっている。
ピーター・オトゥールが演じることでとても品があるし、リアリティがある。服装などの色づかいもいい。そして、ヴァネッサ・レッドグレイヴ!少しの出番でもすばらしい存在感。イギリス映画らしい苦味とユーモアがある映画。自分は、普段、ドタバタ系の笑いはもうひとつなんだけど、この映画の中のはたきあいのケンカは笑った。ピーター・オトゥールの表現力ゆえだと思う。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2008/05/08
- メディア: DVD
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