ジュリエッタ・マシーナの表情が映画の色彩を決めている。同じストーリーでもあの顔と動きなしでは全然違ったものになるだろう。催眠術師のシーンなどウディ・アレンがフェリーニ好きなのがすごくわかる。
sumiちゃんとボードでこの映画のラストがすごく好きという話をしていたところ、2009/1/13にwindshipさんのコメント
「カビリアの夜」みました!
話題のラスト、なるほど!です。
明日につながる希望とか逞しさというか。と表現してしまうと、一気につまらなくなってしまいますが。
そして、まったくの余談ですが、夜の七時でもまだとても明るくて、イタリヤの夏(?)は日がなかなか落ちないのかな?と、みょ―に感心してしまいました。カビリアが住む家のあたりの殺伐とした風景や、夜に立つ場の陰影にとんだ情景の映像はとても心ひかれたし、待ち合わせの駅の雑踏、最後のレストランや断崖など、一つ一つのシーンが美しかった。
とても好きな作品になりました。ありがとう。で、こないだ「永遠の子どもたち」という映画を見たのですが、ストーリーともども、これも主演女優さんの演技が素晴らしかったです。
http://www.cinemacafe.net/official/eien-kodomo/
- 出版社/メーカー: 東北新社
- 発売日: 2006/10/27
- メディア: DVD