wowowで映画になった「エディット・ピアフ 愛の讃歌」と2006年フランスで作られたピアフのドキュメンタリーを放映していた。映画を先にみたのだけど、映画の方はピアフのエキセントリックな一面が強調され、スターの哀しみみたいなものを感じたりしたのだけど、そのあとみたドキュメンタリーの本物のピアフの姿の方がぐんとまろやかで魅力的で、ずっと恋多き女であったことの蓋然性、そしてピアフの歌が魅力あるものであることがきちんと伝わった。映画の方はピアフの回想?みたいな感じに仕立ててあるのか時の流れがとびとびみたいな部分もあり、どちらかひとつをみるならドキュメンタリーをみた方がいいような気がした。両方みてこれは映画のあのシーンのこと、と再確認したり、イメージも増幅させる楽しみはあったけれど。映画の方でマレーネ・ディートリッヒの登場シーンがとてもすてきだったが、ドキュメンタリーで本物の映像をみてさらに感銘を受けた。
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エディット・ピアフ コンサート&ドキュメンタリー [DVD]
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