京の学生文化を歩く

60年代から70年代の京都の学生生活って、その時代にもうこの世に生まれていてどういう感じか知っているけれど自分は子供のころでなんかあこがれに満ちた大人の世界、という感じ。この本を読んでいたらその感覚がよみがえった。映画「パッチギ!」をみたときの感じにも似ている。でてくるものごとが本当になつかしく、そばにおいておきたくなり購入。

そして、紹介したら私の周りの人をなつかしい気分にさせた。中身はこんな感じ

ボードで、麿赤兒さんに百万遍の喫茶店で出会った話などもきかせてもらっていたが、*1この本にも西部講堂で行われた大駱駝艦の公演の模様が写真に載っている。
あと、なつかしのジャズ喫茶としてこれまたボードでも話題になった造形芸大近くのエルム*2の話や、河原町の個性的な居酒屋 静*3一乗寺京一会館の話なども。。個人的には荒神口のしあんくれーるが載っているのがとてもうれしかった。


京の学生文化を歩く―’60‐’70年代グラフィティ (らくたび文庫)

京の学生文化を歩く―’60‐’70年代グラフィティ (らくたび文庫)