佃 二葉

先日新潮文庫「てんやわんや」の表紙の絵をみてすごくひかれるものを感じる。古風なのに新しい感じが、とてもすばらしく、手に取りたくなるような雰囲気に満ちていた。

絵を描いておられる佃二葉さんというお名前で調べてみたら、私の大好きな「ニッポンおみやげ紀行」という泉麻人さんの著作の中のおみやげの絵や表紙をかいている方だと判明。この本は文庫にもなっていてこちらも佃さんが絵を担当されている。(ソフトカバー版とは違う佃さんの表紙絵がついている。)もともとおみやげ好きのわたしにはおもしろい本だったのだけど、やっぱり佃さんのあたたかくて美しいイラストがあるからこそ余計に魅力を増している本で、今とっても佃さんに注目している。

イラストと詩で綴った「元気でね。」という本も出しておられるようだけど、こちらは未読。もっともっと佃さんのことを知りたいな、佃さんのお仕事をみたいな、と思っているところ。

元気でね。

元気でね。

2006 1/20追記
週刊文春の悩み相談の挿絵を担当されているよう。
ネットで見ると挿絵のことをほめていらっしゃる方がいて。。
また文春みてみよう!

2008/6/3追記
以前化粧品の草花木果の広報誌に挿絵を載せておられたそう。すてきなつくりの広報誌。

2008/6/24追記
佃さんが挿絵を担当されている「女50歳からの東京ぐらし」という本を読む。東京転勤になった女性新聞記者の方のコラムだけど各ページに添えられたイラストがかるたのようで楽しい。佃さんと一緒に美術館に行った話も収録されており、佃さんの横顔に少しふれられてうれしい。

女50歳からの東京ぐらし (産経新聞社の本)

女50歳からの東京ぐらし (産経新聞社の本)