吉野朔実の。。

吉野さんの「シネコン11」を読み終えた後、「本を読む兄、読まぬ兄」を。この吉野朔実劇場という「本の雑誌」の連載は値段の割に高めで、絵本を一冊買ったような感じなんだけど、内容があるし、なんか見知らぬいろんな本を読みたくなって心の世界が広がる感じ。決して損した気分にはならない。絵本よりも情報量も多いし。なんか寒い中部屋に閉じこもって吉野ワールドにどっぷりつかるのは楽しい気分。一緒に買ったコミック「グールドを聴きながら」も読み始める。グレン・グールド、もともとは夫がみるからと一緒にドキュメンタリーをみ、ユニークだなあと思っていたのだけど、彼の「運命」をラジオできいて、「なんとかっこいい!」と思って今すごく気になっている人になっているので。この「グールドを聴きながら」には島本理生さんの言葉が帯に書いてあるのだけど「女の子がそうやって背伸びして陶酔したくなる要素が詰まっている」。。ってその通りだな。。

シネコン11」を読んでみたくなった映画をメモ。「ハリウッド★ホンコン」「パリ・ルーヴル美術館の秘密」「殺人の追憶」「ボブ・ディランの頭の中」「ダウン・イン・ザ・バレー」「マイ・アーキテクト ルイス・カーンを探して」「明日へのチケット」「悪魔とダニエル・ジョンストン」「イカとクジラ」「ダーウィンの悪夢」(←これは中野翠さんの本にもでてきた。)そして信頼のおける知人にもかってからすすめられている「ピンチクリフグランプリ」「転々」

本を読む兄、読まぬ兄 [吉野朔実劇場]

本を読む兄、読まぬ兄 [吉野朔実劇場]

グールドを聴きながら (小学館文庫)

グールドを聴きながら (小学館文庫)