上述の「京都のおさんぽ」の口調が気になったのも、この杉浦さんの本のはしばしに愛があふれているからかもしれない。渋い好みをかわいくも甘すぎない絵と独自の視点に満ちた文章で表現されなにやら妙にキュートな味のある日本のあちらこちらを重すぎず楽しんでおられるのが読んでいて心地よくて心地よくて。。伊東のハトヤとか目のつけどころがこの人ならではのすばらしさだ。京都のコーナーではわたしが大好きでよく行く場所が紹介され、いつかニアミスできるかも。。とか、こちらがお好きならあそこもお好きだろうな、あそこに行かれたらどう表現されるか楽しみだなあなどと身近に感じた。
- 作者: 杉浦さやか
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2007/03/01
- メディア: 単行本
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