家庭介護に関わっていない方はあまり興味をもたれないだろうな、という本2冊だけど、お二人の介護話をテレビでそれぞれみて興味を持ったので読んでみた。大島渚監督を介護されている小山明子さん、西川きよしの両親とご自分のお母さんをみていた西川ヘレンさん。ふたりともがんばりすぎて、ご本人たちが変調をきたしてしまわれる。この2冊の本では小山さんの方が、まとまっているような感じ。ヘレンさんの方はまだまだ整理がついてない感じもした。大島渚監督は脳出血のあとの脳梗塞ということで、うちの母とも状態が似ていて余計に共感。ヘレンさんの方では、娘のかの子さんのことを前からええ感じだと思っていたけれど、なるほどこういう家庭でこういう風にがんばってきた人だったんだ、となんかさらに株がアップした。彼女は実際的であったかくてなかなかいい。
パパはマイナス50点 介護うつを越えて 夫、大島渚を支えた10年
- 作者: 小山明子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/09/26
- メディア: 単行本
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- 作者: 西川ヘレン
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2003/01
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