富樫監督の作品はもうひとつ「ごめん」*1をみたことがあるのだけど、(制作順は「ごめん」の方が後。。)思春期の感じをくさくもなく、すかしてもなく描くのがうまいなと思う。この作品では、小日向文世さん演じる中年ゲイの菊ちゃんの魅力をほめる評をよく読むのですが、本当にチャーミングな人物像を造形しておられた。映画に出てくるゲイの人のお部屋ってすごくかわいらしくて惹かれることが多いのだけど(「トーチソング・トリロジー」*2や「フローレス」など)この映画でもそうだったなぁ。
- 出版社/メーカー: JVCエンタテインメント
- 発売日: 2002/01/25
- メディア: DVD