筋書き中心に映画をとらえるのでなく、構図や目に見えているものを中心に日本映画を分析した書物。
図版もたくさんさしはさまれ、難しいことはない。
わたしとしてはもっともっと例が多い方が楽しめたかな。。
でも、ひとつの法則を示して後は実地に読者が検証していく。。という感じのつくりでなんか大学の講座をきいたような気分になった。こういう着眼点もあるんだな、という新鮮味があった。
- 作者: 今泉容子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1997/09
- メディア: 新書
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