下鴨神社の状況劇場

以前windshipさん下鴨神社にきた状況劇場に行かれた話をしてくださり、大変興奮したものだったけれど、もう一度ボードでおうかがいしたら書いてくださる。

当時、映画やお芝居(つかこうへいや、野田さん、歌舞伎など無茶苦茶)を一緒に見まくっていた友人と
最初で最後のテント体験だったのですが
われわれは、わけもわからず、コンサバ(死後でしょうが、ちょっと想像してください)な洋服で
「こいつら何?」の雰囲気が一瞬漂ったのですが
始まってしまえば、面白さと熱気で、みんな一体となって
われわれの冷や汗も一気にひいてくれたのです。
当時すでにビッグネームだった根津甚八より、
まだ無名の小林薫がすごくよくてそれは、共通の感想だったように思います。
もう、ほんとうに、おもしろかった。
李礼仙も、唐さんも、梅軒さんもすごかった。
世の中にこんなに面白いものがあったのか、というぐらいでした。
その後、小林さんは、一気に駆け上っていかれましたが。
小林さんといえば、高野中学で彼と同じクラスだったらしいちょっと年上の友人が
「小林君は、あの時私のことが好きやったにちがいない。」と
確信をもって何度も言うのがおかしかったです。