赤い河 - 日常整理日誌

三谷幸喜さんと和田誠さんの映画の対談集で話題になっていて、お二人がほりさげて語っておられたので、衛星放送でやっていたのを録画。西部劇ってみつけてないものでちょっと腰が重くて、かなりほったらかしになっていたのだけど、やっと最近みた。

さすがはお二人が話題にされるだけあって、西部開拓時代に牛をふやしてそれを売るために連れて行く、そこに伴う困難の数々というなんだか自分にはまるっきり縁のないストーリーなのに、退屈せずにみることができた。思い切って何年間か省略したりしているところもだらだらしてなくていいと思うし、かなり伏線がはりめぐらされていて、それがパズルのようにあわさる映画で、あらくれた人たちが出てくる西部ものといっても、撮る方は細やかに撮っているのだなぁと思った。三谷さんたちの対談で、ネイティブアメリカンの描き方とかが昔だなぁ。。配慮がないなぁ。。というようなことが語られており、確かにそうなのだけど、その欠点も「あ　お二人のおっしゃってた通りだ！」とこっちには楽しめるポイントになったり。。。女性はちょっとしか出てこなく、男っぽい映画。。という感じだけど、いろいろ出て来る男たちも、主人公以外もそれぞれ特徴があって面白く描かれていた。黒澤映画とか好きな方は楽しめるのではないかなぁ。。