小樽、札幌めぐり

北海道キャンプ旅行の最終日、フェリーが夜出発なので以前いってまたゆっくり訪ねてみたかった小樽そして、周遊切符を利用して札幌へ。
前回着た時はフェリーが小樽に到着したので、小樽駅に着たのははじめて。ガラスのランプを駅の窓にはりめぐらす装飾がすばらしい!駅のホームにもランプがかけてある。えりもの辺り日高郡を走っているときもそれぞれの町の表示がステンドグラスでいろいろ工夫されて作ってあるのをみていいな、と思っていたのですが、こういう演出って大好き。

今回利用したのはこの一日散歩きっぷ。車を千歳においたのですが、確か小樽まで往復するだけでもう元がとれたと思う。土、日、祝発売とのことですが、切符を買った11日はお盆で祝日扱いかこれを売っていました。かなり広い範囲乗れるので、残り時間おかまいなしにやたら夢がふくらみそう。


札幌小樽間は電車が海のぎりぎりのところを通り汽笛?をならし乗ってるだけで楽しい!
札幌駅に東京行きの寝台特急北斗星がとまっていた。駅弁のおじさんも健在!ペットボトルじゃない従来型のお茶のいれものも売っていて機能性はともかく、ひかれるものがある。わたしがもうひとつ妙にひかれるのは、電車の乗り口上部にぶらさがっている案内板。都市型の快速とかにはないあの長距離のホーム!って感じがかっこいい!北斗星にはもちろん駅弁だけでなく、立派な食堂車も。(右)小さいときよく京都から長崎の祖父母の所まで寝台車でいっていた、しんどいけれど楽しみな雰囲気がよみがえる。

小樽でたまたま入ったアイスの店美園のクリームぜんざい。大好きな京都のイノダコーヒのレモンアイスを思い出す。レモンの味がするわけではないけれど、今にも通じる昔からの味がそういう気分になるのかな。。卵がリッチに含まれている感じでとても好みの味。ぜんざいのあんこはこのクリームの下にはいっている。


窓から向かいをみると嶽本野ばらさんの「カフェー小品集」で読んで興味を持っていた喫茶「」が。後ではいろうとしてはいり損ねたけれど今度の楽しみに。
小樽から札幌に移動する時間がきていたのだけど、おいしい珈琲をのみたくてたまらなくなってしまい、札幌で探すことに。

手がかりとして、前から買おうか迷っていた沼田元氣さんの「一杯の珈琲を飲むためだけに行きたくなる札幌・小樽カフェ喫茶店案内」という本を買う。これは写真もきれいだし、情報としてもすばらしい本。
本を参考に行ったのは、北大植物園近くの辻が花という喫茶店。店名にふさわしいような和服の落ち着いたご婦人がお給仕をしてくださり、旅の疲れが癒えるようだった。

この写真は、デッキからの撮影だけど、船がいいなと思うのは、こういう雄大な風景をみながらお風呂にはいれたりもすること。船のお風呂ってなかなか広くて眺めもいい。入らないと損!

カフェー小品集

カフェー小品集