ウチの場合は

最近とても感じるのは新聞のマンガが世代交代して自分と近い世代の方、自分にとって親しみやすい方が担当されているなぁということ。新聞マンガがメインの仕事って感じでなく、すでにしておもしろい別分野の作品を発表されている方の登用が最近の流れのような気がする。
森下さんのこの作品も毎日新聞の夕刊に連載されていたみたいだけど、こてこての政治風刺とかとは遠い世界のものでカジュアルに楽しめる。
前にBSマンガ夜話で「森下さんのマンガは徹底した観察からくるのでは?」ということが論じられていたのだけど
ほんとに新聞マンガという安心できる設定の中にも細かい人間観察があってなかなたのしめる。京都からくるおかあさんは、京都に住むわたしがみてちょっとした機微などすごく納得できるものがあった。あと出てくる家族構成も
自分と似ているのですが、かわいらしい中にも甘すぎずちゃんとリアリティのあるものになっていると思う。
へんてこな顔のペットのかわいさを表現するのも森下さんうまいなぁ。。

ウチの場合は (1)

ウチの場合は (1)