大津絵と三橋節子記念館

もともと「民藝」っぽいものが好きなわたしは、大津で、いろいろな看板やあられのパッケージなどに使われている大津絵にかねてから興味を持っていたのだけど、先日主人が岩波文庫にはいっている柳宗悦さんの「民藝四十年」という本を読んで急に「大津絵をみにいきたい!」といいだしたものでいいチャンスだと同行。

目指すは大津絵の店。付近の地図をみるとそばに三橋節子記念館もあると知り、両方まわることにしました。実はわたしは三橋さんのことをよく存じ上げていなかったのだけど主人は国語の教科書で「花折峠」というのを読んでよく知っていたよう。三橋さんは夭折の画家だけど、亡くなられた年齢、そのときの家族構成などが現在のわたしと近くて、本当に身近で、さしせまった気持ちで展示物をみた。検索したところ、わたしの感想ととても近いことを書いておられたページをみつけたので、リンク


三橋さんの記念館から少し歩くと大津絵の店。右にたっているのは、スタンプラリーののぼり。
今、大津市歴史博物館が「広告博覧会」というのを開催していて、大津の市内各所にもそれに関連する展示物をならべ、町ごと楽しんでもらおうという試みがされているのです。これはこどもにもなかなか喜ばれました。スタンプラリーって、全部達成して景品をいただくのもうれしいけれどなんかこう埋める作業っていうのが人を夢中にさせるのだろうな。