今出川大宮あたり

windshipさん掲示板で書いてくださる。

このあたりで、時間つぶしをしなくちゃならなくなり
では、と、いさんで、評判の「ル・プチメック」を目指したら、
改装中で、職人さんのではいりに賑わっていました。

途方にくれて、あてもなく、何となく今出川を東に行くと
バス停の前に、聞き覚えのある「京都市考古資料館」の建物が。
一度は行き過ぎて、やっぱり、と思い直し、思いきって入ってみました。
無料の文字もうれしくて。。。

常設展示の他に、「公家町の暮らし」と題された展示をしていました。
東京に首都が移転されるまで、御所の中にも、お公家さんの町があったとかで、和風迎賓館の建築に先立って、ここ数年発掘作業が行われているのだそうです。
どうも、そこからの出土品の展示のようで(頼りない)点数は多くないのですが、文具、玩具、地鎮具、能舞台の音響を考えた甕など、可愛い物、へ〜と思うもの等、お公家さんが少し身近に。。

2階には、北白川山田町から発掘(?)された、縄文時代の竪穴住居跡なるものの複製があったのです!(まあなにしろ、跡ですが)
でも、馴染み深いあたりの遺跡にであって、うれしかったのです。

ほかにも、わが町京都からでたものがいろいろあって、とかく、京都の開発と発掘作業は、話題になりますが、こんなものが出ていたのか、埋まっていたのかと、納得でした。



いにしえを偲んだ後は、もう少し東の鶴屋吉信を思い出し、ひさ〜〜しぶりに茶寮にはいりました。
そこでは、菓子職人さんが、目の前で、和菓子作りを披露してくださるコーナーがあり、思いがけず、手仕事を見ることができました。
もちろん、あとは、お抹茶とともにお腹の中へ。。。
メジャーすぎて、ほんとに久しぶりだったのですが、きんとんと、こなしを使ったものを見せていただけ満足でした。
お話好きの職人さんらしく、「こないだもうえに呼び出されて、おまえしゃべりすぎやでて、叱られました。」と、じょうだんぽくおっしゃってました。
一度はこの目で見たい職人技の一つだったので、ラッキーな発見でした。

1時間足らずの暇つぶし、長々、書いてごめんなさいでした。

★考古資料館の関連ページはこちら鶴屋吉信のHPはこちら