シネマ坊主

Youさんが掲示板で

まっちゃんの『シネマ坊主』読んでます。
Youの「いいなあ」と思ってた映画がボロボロに言われてても、
わははは笑えてしまいます。
タレント本って今まで全く読んだことなかったのですが、
これって音声を活字にしたみたいな感じで、面白いです。

ダウンタウン」の人気って、やっぱ関西では絶大なんでしょうか?
関西の方が読んだら、Youよりもっと面白い箇所を見つけられそうな感じもします(^.^)

関西ローカルな雰囲気の伝わる話もあるのか、興味があるとコメントした私にYouさんのコメント

あー。映画の個人的な好みがハッキリしていて
まっちゃんがニガテな方は、やたら腹がたつと思います(笑)

> 関西ローカルな雰囲気の伝わる話

テープ起こしして作られた文みたいなので、
関西弁の微妙なニュアンスが分かれば、もっと楽しめるかなー?
なんて思ったんです。

「どういう状況で観たか」とか、「あれとこれの観る順番が逆なら違う★順位」とか
ああ、なるほどー、と思える箇所もたくさんありましたし、
身近なコトに例えて解説(?)する口調がやたら面白い。

冒頭の「ライフ・イズ・ビューティフル」評を立ち読みして、購入した私へのmikaさんのコメント

ライフ・イズ・ビューティフル」、
出る前の書評みたいので読んだ記憶があるのですが、
まっちゃんは絶賛だったんですよね?
ちょっと意外だなぁと思った覚えがあります。
知的でクールでちょっとアブナイ(狂気を含んだという意味)
まっちゃんが映画をどう観るのか、興味津々です。

さらに早速購入され読破されたmikaさんのコメント

Youさんのご紹介どおり、自分が気に入ってる映画を
ボロクソに言われてても、笑いながら読めました。
そして、まだみてない映画も、まっちゃんの批評を読んで
ぜひみてみたい!と思いましたよ。

印象・感想が一致して嬉しかったのは、

バッファロー66」「シャンドライの恋」
「カルネ」「処刑人」
(まっちゃんの評価が高かった編)

初恋のきた道」「千と千尋の神隠し
(まっちゃんも辛口だった編)

ストレイト・ストーリー」のじいさんは、サンタクロースなのでは?という感想は、なるほど!と思いました。
まっちゃんが言うように、リンチ監督がそれを意識していなかったにしても。

また、私は結構、ノリとか勢いで、
「細かいとこはいいじゃんか」的見方をしてしまうのですが、
まっちゃんって「どういう心理でそうなんねん!」とか、
「あいつが冒頭で殺されてしまった意味はなんやねん!」
みたいなきちんと(?)したところにこだわっていて、
律儀で細かい人なんだなぁと思いましたよ。

あと、ドラマに出演したときの体験を踏まえてみたり、
お笑いだったら?という視点も
まっちゃん独自のもので面白いなーと思いました。

ともあれ、とても楽しい読書体験でした。
紹介して下さってありがとう!

Youさんのコメント(3/20)

mikaさんも読まれたのですね!
バッファロー'66」の箇所、
「確かmikaサンのオススメだったよな〜」とか思いながら読んでました。
「シャンドライの恋」
やっぱ最後がなんともいえず、「ううーおおぉぉぅぅー」
と思っていたので、(どんなんや)
Youもまっちゃんの評が嬉しかったです。

マトリックス」のトコも面白かったですねー。
もう大爆でした。 > 「何でイカが襲ってくるのか」
Youはビデオで観たのですが、観たTVが年代モノで
画面が暗くって、服装もブラック多いし、絵自体がよく解んなかったです(笑)

私のコメント

松ちゃんに対して持ってる固定観念もうちくだいてくれる本でした。
「雨上がる」の寺尾さん 宮崎さんもほめていたねー。
(私はみてないのですが。。)
わたしはけなし系で「シュリ」と「スパイシーラブスープ」に頷きました。
ライフ・イズ・ビューティフル」も他でみたことないようなほめ方でよかったと思う。

Youさん 
マトリックスのところおもしろかったです!
映画館で耳を澄ますはなしも。。
わたし あれ映画館でみましたが、かっこいいなとは思ったのですが、脇役の人の扱いがぞんざいだったところがちょっと。。だったんですよね。。。
せっかくいろいろあだ名とかついてるのに活躍の場があまりなくて。。結局主人公と相手役ばかりで。。

mikaさんのコメント

「シャンドライの恋」は、
とっても静かな映像なのに緊迫感があって
濃密な色気があって、
すごくきれいな映画ですよね。
音楽も素晴らしい!
余分なものをそぎ落として、すごく集中して
美を描いているというか。。

まっちゃんの怒濤のツッコミは
とても面白かったです。
「帽子すらもかえ!(海の上のピアニスト)」とか。
何度も声を出して笑ってしまいましたわ。

「雨あがる」は私も観たいとは思っていたんですけど、
宮崎美子がキライで、予告編観たときも、
彼女の表情がとってもベタな感じでなんかな〜と思ってしまったので、
先送りにしてたんですよね。
でも、まっちゃんの批評を読んで、
改めてみてみよう!と思いました。
ほぼ同時期に公開された「どら平太」はどうなんでしょうか??

この本をきっかけに「奇跡の海」〜「ダンサー・イン・ザ・ダーク」や「カノン」もみてみようかな、でも春休みにはキツいかな、という私のコメントにmikaさんが

ダンサー・イン・ザ・ダーク」、私はちょっとキツかったです。
(ミュージカルシーンも)
狂人の頭の中と言われれば、ちょっと納得できるけど。
それより、主人公セルマ(ビョーク)に感情移入できませんでした。
頑固すぎる!
自己犠牲の精神も、愚かさの裏返しのように思えてしまって。。。
それも「狂ってるから」と思えば、まあねぇと思えるけど。
でも、何と言っても「キングダム」を作った監督作品ですもんね。
奇跡の海」もみなきゃいかんなぁ。

ぽんさん、「カノン」を春休み鑑賞に?!?!
とんでもないです!(^^;ゞ
お子たちは遠ざけて下さいねーーー!
(いや、「カノン」はまだ未見ですが、
「カルネ」をみて思うに多分とんでもないのではと。。)

私のコメント

うん「海の上の〜」、わたしはテレビでちょっとみただけなのだけど、書いてあることよくわかったし、「帽子」がひきあいにだされたスピルバーグとの比較 よかったねー。

あ 「海の上〜」でティム・ロスじゃなくてもっと無名な人を!とかかいていて
さしてティム・ロスを知らない私は別に気にならなかったのだけど、「千と千尋」のところで書いてある「有名な俳優が声出すのは。。」てのは、よくわかる。。みうらじゅん氏も「怪獣映画に小堺さんとかお茶の間に浸透した顔が出てくると『あ 小堺さんだ!』っておもってしまうからよくない」って、小堺さんのシネマ・パラダイスで面と向かっていってたなぁ。。

「ダンサー。。」わたしも頑固な感じが予告編で感じられて敬遠していたの。。
奇跡の海」は「ダンサー。。」をさらにダーティに時間を長くした。。って。。すごそうだね。。

あとまっちゃんの本でうれしかったのは「ファイト・クラブ
わたしも前半がいいと思ったから。。で、後半わからんのはわたしの頭の悪いせい?って思っていたの。。

戦争映画についても意見もその通りだ!とウケました!

windshipさんのコメント

ふー、やっと、さっき、手に入れました、「シネマ坊主」。

まだ、ひとつとしてちゃんと読んでないんですが
拾い読みした、ジェット・リーの「キス・オブ・ザ・ドラゴン」が
くそみそで、まあ、それなりに頷けたりするもんで
ちょっとへこんでおりますが、
TAXi2」は、ダメでしたねえ。というこれまた拾い読みに、同感だったので
気を取り直しているところです。

というところで
あとがきの「僕自身は決して映画好きでもなんでもなくて、どちらかと言えば、嫌いなほうだということです。」を読み
そうやったんか〜〜、
でも、額面どおりに受け取っちゃいけないかもしれないけど、
それにしちゃあ、いけてる(きっと)批評(?)書いて
やっぱ、まっちゃんて才能あるんや、と、
ちょっと嫉妬(!)したりして。。。

ドリヴンのところで「ドラえもんと一緒にマンガ祭りにいれたほうがいいんじゃないですか」とあったけど、ドラえもんて、マンガ祭りに入ってたかなあと思ったり
読む前に、ずいぶん楽しんでしまってます。。。

はよ、読も。

私のコメント

ついこのあいだわたしがmikaさんと話題にしていた
「ウェイク・アップ・ネッド!」も出てましたね。。
ちょっとネタバレありでしたが。。
あれは、まっちゃん そういうのきらいなんだ〜
意外。。ってところがありました。
普段 まっちゃんのコントみてると、もっとえぐいの平気そうで。。

「Party 7」で笑いのことが書いてあったのは、作品はみてないけれどすごくうなずきました。このあいだみた「カタクリ家の幸福」はまっちゃんのいってるポイントをうまくおさえて成功してる例だと思います。

mikaさんのコメント

海の上のピアニスト」、長かったというのは、
まっちゃんの感想と同じでした。
まっちゃんは、長かったと言いながらも、
ラストの出会いの会話シーンは良かったと言ってたけど、
私はあれ、ちょっとくどく感じてしまって。
でも、まっちゃんの評を読んだおかげで、
今度見るときには、船から降りるのか?降りないのか?
というシーンを、さらに楽しく見られそうです。
私もすかさずつっこんでみよう、「帽子すらもかえ!」って(笑)
マレーナ」も見る気にさせてくれました。

ファイトクラブ」の後半は、テープを戻したり、
同居人とあーだこーだ言いながらみたので、
何とか面白がることができたのですが、
確かにちょっとダレたかなー。
斬新で勢いのある前半のほうが面白いですよね。

「ウェイク・アップ・ネッド!」、
私も、まっちゃんって、案外モラルの人なのかなーって、ちょっと意外でした。
私的には、あのシーンがあってこそ、
さらに評価があがったので、全然モーマンタイでした。
(あそこが私が重要視する「ビックリどころ」ですもん)
確かに「ポーーーン!」ってところで
終わっておいても良かったかな?というのはありますが。
(未見の人ごめんなさい!何が何だかわかんないですよね(^^;ゞ)

私が大喜びした「マグノリア」での例のアレも、
まっちゃんにとっては許せないものだったみたいですね。
(アレはアレで、「何でもあり」に持っていくだけのものではなくて、
それなりの意志があったんじゃないかと思いますが)

>windさん
確かにけちょんけちょんでしたねー>「キス・オブ・ザ・ドラゴン
私も「ああ、これをwindさんが読まれたら・・・」と
ハラハラしながら読んでました。
私はジェット・リーは、そんなに計算高い人とは
思えないんですけどねぇ。
あ、まっちゃんのジェラシーかもしれないですよ(笑)

私のコメント

「ウェイク・アップ・ネッド!」
そうそう 松ちゃんのいってるところでとまってもいいとは思うけど、あれが全然なかったら やっぱりなぁ。。
わたしは 車運転してた人が。。ってのも好きだったし。。

わたしね、「バッッファロー66」でお母さんのことはちょっとしゃれか本気か
わからないところあったから松ちゃんと同じような感覚だった。でもはじめトイレ探すところの解釈は「そうか〜」と思った。繊細さとかじゃなくなんかみじめな気分の表現かと思っていて。。

アメリ」=西川きよし師匠には笑いました!
西川きよしアメリ撮った方が、おしゃれないやみはなくていいかもしれない。。なんて。。

Youさんのコメント

> 「アメリ」=西川きよし師匠には笑いました!

あはは!そうですねー!
単純に似てる役者、ということ言ってるトコで、
 チョウ・ユンファ太平シロー
 ニコラス・ケイジ藤田まこと
並べてるのにも笑いました。

似てるついでに…。
モンスターズインクのサリーって原田泰造に似てませんか?

mikaさんのコメント

バッファロー66」のかーちゃん、
かなりデフォルメされてると思うけど、
実際ギャロはあんな感じだったみたいなんで、
(親の無関心に傷つけられる毎日)
けっこうマジでもあるんじゃないでしょうか。

トイレ探すトコは、どちらかというと惨めさ・情けなさなんじゃないかな?
だってその後、レイラの前で立ちションしてますもんね。
繊細さなら、まっちゃんも指摘していた、
「言葉を何度も繰り返す」という点に表れていたような気がします。

私のコメント

バッファロー66」あー神経質になんどもことば
くりかえしたりしてたね。。私はつきあいにくそう。。と
思いながらみてた。。
あのさ、で、神経質なんだけど
車をクリスティーナ リッチに運転させたり
なんかにげようとおもったら逃げられそうだったよね。。
そこがあの映画のいいところだと思ったわ。
(おぼえまちがいだったらごめん!わたしの
心象風景ではそんな感じ。)じゃなきゃ
誘拐犯を追え!みたいな気持ちでみてしまうものなー。

mikaさんのコメント

バッファロー66」、映画公開当時、
掲示板などでいろいろな人の感想を読んだとき、
クリスティナ・リッチ(レイラ)が不当に扱われている
(描かれてなさすぎ)というのをよく目にしたのですが、
私はあんまり気にならなかったんですよね。
誘拐犯に心を許して惹かれていくだけのことが
彼女にもいろいろとあったんだろうなーと推測できるし。

車はレイラに運転させてましたね。
その理由が、自分は「ミッション車は」運転できないんだ
というのが可愛かった!
ようやくオシッコして、やっと落ち着いたあと、
「言うとおりにしたらお前の親友になってやる」
という奇妙な言葉が、レイラの心を開いたのではないでしょうか。

私のコメント

バッファロー。。」たしかにはじめレイラのこと
心配だったなぁ。。なるほど。。彼女なりの事情か。。
深いな〜mikaちゃんの読みは。。

私の場合ほっとひといきついたのは
おうち着いてからかな。。両親とレイラの会話が楽しくて。。でも、ギャロ演じるあの男がその後もピリピリしたりして。。おや。。気むずかしいこと。。
って感じだったなぁ。。(まぁそういうキャラだからこそあの映画がおもしろいのだけど。。)
ボーリング場や記念撮影で
レイラが本領発揮してるところとか好きだった。。
なんか、従ってる風にみせながら、結局自分のペースっていうたくましい女性も感じられて。。つまり それが感じられるから いい映画と思えるのだろうな〜。。

mikaさんのコメント

ビリー(ギャロ)、私は「おや、気むずかしいこと。。」
というより、全編、辛くて痛くて、見ていて胸がヒリヒリしました。
「こんな映画が、」(PARCO事業局出版局刊)
で吉野朔美さんが言っているように、
「死にたい」でも「イライラする」でもなく、
「生きられない」という彼の心情が、痛い、あー痛い!
という感じで。

weetabixさんのコメント

やっと松ちゃんの映画の本読みました。
私も観た映画が多かったので、うなずいたり&???と思ったりしつつ、あっと言う間に読了しました。

最近VISAカードのCMにチャン・ツィイー出てますよね。
3月に飛行機の中でちょうど「ラッシュ・アワー2」を観て、
彼女がとっても怖い姐ちゃん役で出ていたので、
あのCMを見ると連想して怖くなってしまうんです(苦笑)。
VISAカードじゃなくてナイフを投げてよこしそうな感じがして。
初恋のきた道」も以前観たのですが、とても同じ人とは思えません!(って演技が巧いということでしょうか)

そんなことも考えながら松ちゃんの本を楽しみました。