ステート・オブ・グレイス

あまり一般的に名前をきかない感じの映画だけど、すごくタイトにまとまっていて実力派の映画という感じ。ショーン・ペンはこういう役の方がコワすぎなくていいな。。ゲイリー・オールドマンも鉄砲玉みたいだけど表情が無垢だったりしてなんとも憎めないっていう感じがすごく出ていた。エド・ハリスも単純ないい人の役よりこういう方がハマっている。やっと名前を覚えたジョン・C・ライリーもキーになる役ですっかりわたしの頭に印象付けられた。

アートスクール・コンフィデンシャル

テリー・ツワイゴフの作品なんでもうちょっとひねくれているかと思ったけれど、割合直球っぽい、美術学校が舞台の青春ものだった。監督らしいひねりも少しあったけれど、どっちかというとインディーズ方向へのひねりというよりは娯楽映画方向へのひねりみたいな感じもあった。美術学校でのやりとりはリアル。スティーブ・ブシェミを久しぶりにみた。ちょっとその世界で権威あるものになっていておもしろかった。