宗教が往く

やっと読み終わった!筒井康隆の小説を読んでいるような、筒井さんのは自分は短編で味わってきたけれどそれが長編になっているような感じ。

劇画的ともいえるのかな〜。。とにかく次から次へとすごいこと悲惨なことが起こってでもなんとかかんとかやっていく登場人物の姿にうたれるし、途中では放り出せないし愛情も感じる。

こっち側でなにかがおこっている時、あっちでもなにかやっていて。。ってことが多く、演劇的でもあるなぁと思った。

グロかったりエロかったりする場面も多くて、万人向けではないと思うけれど、なんか登場人物たちが自分の心の中に生き続けているすごい存在感の本だった。

宗教が往く

宗教が往く

ホロヴィッツ

アルフさんがボードで、東京の「Piano Forte」という名曲喫茶ホロヴィッツのLDをご覧になったことを書いてくださる。

ホロヴィッツのLD、1本上質の映画を観た感じでした。『ザ・ラスト・ロマティック』というタイトルですが、残念ながらDVD化はされてないようです。私も全然詳しくないし、聴くジャンルも偏っているのですが、名曲喫茶『Piano Forte』でいろいろ情報を頂いたり、クラシック好きの友達とお喋りしたりして楽しみの幅が少しずつ拡がっています。蛇足ですが、私の一番好きなピアニストはルドルフ・ゼルキン
機会があったら聴いてみてください。