宿泊した上山温泉の宿の方が送ってくださり生家もまわってもらった。茂吉の散歩道ということで小学生の短歌などがあちこちにたっている。運転手さんによると、行くにはちょっと遠い小学校にも、「茂吉のバケツ」などが飾ってあるそうです。(茂吉は、トイレが近いので、電車に乗るとき、バケツをもってあるいたりしていたそうです。)なんか当たり前みたいに運転手さんの口からでてきた「茂吉のバケツ」って言葉に感動。
やたら宿の車になついている猫。飼い猫ではないみたい。タイヤのにおいとか車の好きな車派の猫って時々いるなあ。
記念館には大好きな北杜夫さん関係のものもありうれしい。「楡家の人びと」のジオラマ、冒頭部分の朗読に「そうそう、すばらしい作品だよな!」と再認識。わたしがみたバージョンのNHKのドラマの番宣はがき(岡田茉莉子さんの写真入り)などにも感動!また家族と一緒に写真にうつっている若き北さんの妙に折り目正しくて気弱そうな雰囲気にもとっても惹かれ、ますます好きになった。
こちらは茂吉の絵からつくった一筆箋。小さいときから絵も上手だったよう。
記念館をみて、気が強くておもしろい面ばかり今まで気をとられていた茂吉の妻、斎藤輝子さんのがんばりにも気づいた。
- 作者: 北杜夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1964
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