冬のライオン

キャサリン・ヘップバーンが、2003/6/29に亡くなられ、彼女のことが好きだったmikaさんがボードで彼女の作品について語ってくださったうち、「冬のライオン」の項を・・

冬のライオン」は駆け引き、策略がうずまく
壮絶な骨肉の争いの、息をもつかせぬ応酬の嵐で、
1つ1つのセリフが深くて重い!
そして、そのセリフ回しの1つ1つがビシッと決まって、
う〜ん!と唸ってしまうほどかっこいいのです。
あ、若きアンソニー・ホプキンスも、長男役で出ていますよ。
王役のピーター・オトゥールも、文句ナシに素晴らしくて、
アラビアのロレンス」や「チップス先生さようなら」や
ラ・マンチャの男」を見直したくなりました。
フランス王役のティモシー・ダルトンも美しい!
アンソニー・ホプキンスつながりで、
アトランティスの心」も見たくなりました。
(原作もまだ読んでいません)
レッド・ドラゴン」ももうすぐレンタル開始かな??

私のレス

冬のライオン」みました。
本当に重厚な一編でした。誰がこれを演じてるな、とかいう感じでなくすっかりお話にはいりこめました。
壮大な外のシーンより 会話のぶつかりあいが主で
舞台劇っぽいな、と思ったら、
舞台劇が映画化されたものなんですね。
歴史的な背景をあとでネットで調べていたらより 興味をもてました。

人間ってもともと自分の生存 プライドなどなどを かけて戦う存在だったんだよな。。なんてことも
考えました。(だからといって無用な暴力シーン なんかとは無縁でそこもいいですよ。
ちょっと自分の人生をかけたチェスをみているみたいな 気分になります。)

windshipさんのレス

ぽんさんが書かれてたように、舞台を思わせましたね。
見終わってから、過去のコメントを掘り出して、HPもみせてもらって
背景が詳しくわかって、お〜そうか、と思うところもあったけど
何も知らずに、見ても、それはそれで十分堪能できました。
キャサリンヘップバーン、ピーター・オトールの
息の詰まる畳み掛けるような会話の数々。
ことばの一つ一つに、魂が入っているのはこのことか、って感じでした。
見終わって、ふ〜と、こちらも思わずため息。
冬のライオン、というタイトルにはそういう意味があったのですね。。。

私のコメント

アンソニー・ホプキンスが 剛のものって感じだけど、なんか母親のキャサリン・ ヘップバーンとの関係とかいかにも長男って感じで
かわいらしくもみえ、そういうところも好きでした。
あとあの常に口はんびらきの人、
モンティパイソンとかの表現もああいうの 踏襲している気がしました。

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