舞台

夏休み文楽特別公演

先週の日曜、大阪国立文楽劇場へ。今回は三部。一階ロビーの芝居絵が私は大好きで写真を撮ったもののずいぶんボケている(~_~;)。パンフレットをみると長谷川貞信さんの名前が。ちょっと調べると、関西大学の長谷川貞信のコレクションのページがヒットし、そ…

夏祭浪花鑑

平成16年7月に故中村勘三郎さん(当時は勘九郎さん)がNYで公演した平成中村座のテレビ中継。昨年暮、勘三郎さん追悼でNHKで放映していた時、序幕だけみていたのだけど、最初から通してもう一度最後迄みてみた。NY公演ということで、大向こうの声があまり…

おのれナポレオン

この舞台をみにいったのは5/4だったのだけど、その後天海祐希さんが病気で降板してしまい代役たてられることになってしまった。 天海さん、踊りの部分とかすごくキマっていて、普段テレビで見ているより魅力も何倍か増しだわ、と思っていたのに。。舞台って…

神待ち

創作集団Neo Spiritという集まりの舞台を淀の劇団京芸で。小さな小屋のお芝居をみるのは久しぶり。そこにいる人たちに懐かしい空気を感じる。座席が四方を囲んでいて真ん中に舞台という空間。至近距離で、ないものを切ってみたりというしぐさをみているとど…

心中天網島

11月1月4月と文楽に行くようになってきて出演者のことや、構成などがちょっとずつわかるようになってきた。 ずっとシリアスな話ばかりだと観客が疲れてしまうので、緊張をほぐすシーンがさしこまれていること。今回もそのチャリ場がおもしろかった。主人…

ホロヴィッツとの対話

wowowにて。高泉淳子さん久しぶりにみた。よいねー。(キャストをみて高畑淳子さんと間違えて意外な感じがしていたのだった。) 渡辺謙氏の人柄も伝わるような舞台。今の日本にあてた想いの伝わる作品。http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/102962/

4月文楽公演

伽羅先代萩 新版歌祭文 釣女 とっても春らしいデザインの劇場パンフレット。説明書きによると「釣女」の美女の衣装(鴇花紗綾形綸子御所解縫振袖 ときはなさやがたりんずごしょときぬいふりそで)と大名の衣装(薄納戸羽二重市松熨斗目半越 うすなんどはぶた…

オペラ忠臣蔵

はじめセリフが全部歌になっているのに慣れるのに時間がかかったり舞台の後ろに映し出される春画に男女関係メインって感じでとまどいを感じたり、それは演出のヘルツォークのオリエンタル趣味なのかな?とか思って納得しようとしていたのだけど、忠臣蔵系の…

大江戸りびんぐでっど

「シネマ歌舞伎」という映画館で歌舞伎を楽しむものがあって、中村勘三郎さんの追悼上映で19日まで宮藤官九郎の「大江戸りびんぐでっど」をやっているのでみにいく。歌舞伎座のさよなら公演でこれが行われたとは!大胆!大人計画の芝居とかみつけていたらす…

NODA・MAP番外公演「表に出ろいっ!」中村勘三郎×野田秀樹

wowowで ものすごい原色のステージとハイテンション芝居にはじめ戸惑ったが、すぐに慣れ。。おもしろかった!野田秀樹のお芝居、夢の遊眠社時代に何度かみにいっていたけれど、みんながぴょんぴょんはねまわる舞台には瞠目するものの、ストーリが難解、とい…

コクーン歌舞伎 天日坊

wowow舞台中継にて。(詳細こちら) 歌舞伎界の人と小劇場系の人がまざって演じているのだけど、歌舞伎の人のケレン味あふれるお芝居がやっぱりぐっとくる。歌舞伎特有のためてにらみをきかすのやら(中村獅童)流し目(中村七之助)やら・・声のはりやら・…

90ミニッツ

wowowで放映していたものを鑑賞。見てきた人の感想には芳しくないものもあったが、私にはこれはおもしろかった。シンプルなセットの中むき出しになった西村雅彦と近藤芳正の演技のぶつかりあい。すごい緊迫感による吸引力。終わりの三谷さんの解説でも話が出…

ベッジ・パードン

wowowの紹介記事によると「三谷幸喜が“初めて”照れずに書いたラブストーリー」とのことだけど、なるほど。今まで三谷さんの作品で恋愛系の事柄が出てくるとなんだか居心地が悪かったのだけどご本人が照れていたんだ・・ポスターなどからみて野村萬斎氏などが…

印獣

wowowにて。前作「鈍獣」*1がとてもおもしろかったので期待しすぎて・・ちょっと不完全燃焼かな・・結構三田佳子とかぶるところも多い役を三田佳子にふって・・というところはおもしろいし、江戸川乱歩の「淫獣」のパロディーだなという設定もにやりという感…

メカロックオペラ 大パルコ人 R2C2 〜サイボーグなのでバンド辞めます!〜

wowowで。公式サイトはここ。ロックオペラの映画好きなので楽しめた。森山未來の歌唱力・演技力に目を瞠った。松田龍平の舞台はまだまだ初々しい。阿部サダヲの、ほんとロックスターっていう感じ、うっとりする。ちょっとキヨシローさんとかも思い出した。三…

東京サンシャインボーイズ returns

シアタートップスという新宿の小屋が閉館するに当たり、東京サンシャインボーイズが15年ぶりに休団を解除、新作公演したもの。久し振りに三谷さんの作品で西村雅彦さんをみた。やっぱりすごく華がある。メーキングドキュメンタリーをみて、なんとか全員での…

グッドナイト スリイプタイト

wowowで。三谷さんの夫婦もの。リアルな会話にちょっとびっくりする。戸田恵子と中井貴一というのは芸達者とは思うのだけど、わたしの周りでも好き嫌いが結構わかれる役者さんだなと思う。おもしろいせりふなのに、放映日に入ったお客さんにうまく通じていな…

ドブの輝き

wowowで。宮藤官九朗の脚本の舞台と、井口昇監督のフィルムと、松尾スズキ脚本の舞台と、3つのオムニバス形式になっている。今までいくつか大人計画の舞台をみてきたが、宮藤さんのと松尾さんのはテイストが違って、宮藤さんのはテレビ作品にくらべて過激だ…

女教師は二度抱かれた

wowowで。勢いがあっておもしろくて深くて・・素晴らしかった!見逃していた松尾スズキ作品全部みたくなった。歌舞伎界のプリンスを市川染五郎の前で堂々と演じる阿部サダヲの華のあること!三谷さんの芝居でもピリッと目立った活躍をよくしている浅野和之氏…

伊東四朗一座 帰って来た座長奮闘公演 俺達に品格はない

出演者の誰かがいっていたけれど、ほんとにベタに終わってしまいそうな笑いをしらけさせずに楽しませる呼吸を伊東四朗はもっている。伊東四朗がいるだけでほんとうに場面がひきしまる。戸田恵子の歌声はいつも感心するし、普段はなんかキリっとしすぎてコワ…

恐れを知らぬ川上音二郎一座

wowowで。ユースケ・サンタマリアって意外と男っぽい色気のある俳優さんだなぁ。新発見。今井朋彦さんと浅野和之さんの場面に釘付け。テレビドラマとは違う舞台ならではの魅力がすごく出ていたと思う。浅野さんがらみのオチに笑う。ルビッチの「生きるべきか…

熱海五郎一座 狼少女TOH

みるともなしにwowowをつけたら熱海五郎一座の公演をしていて、みはじめたらおもしろくてのめりこんでしまう。熱海五郎一座っていうのは東京の軽演劇の火を消さないでおこうと伊東四朗さんが結成した伊東四朗一座というのがあって、伊東さんがでられないとき…

スライドショーほぼ完全版

DVDに冊子のついたもの。みうらじゅん いとうせいこう両氏のスライドショー、関西でやっているときはみにいって楽しんでいるのだけど、このDVDやwowowで東京でやっている分をチェックすると東京でやっている方がやはり力はいってるな、と思う。つけて…

その場しのぎの男たち

東京ヴォードビルショー30周年記念作品。三谷幸喜脚本。 去年再々演し、東京を皮切りに全国にまわっていたのだけど、東京での公演の様子をまとめたDVDが発売され購入。舞台は明治24年にロシア皇太子を日本の警備の警官が襲った「大津事件」。 伊藤博文の…

シティボーイズライブ〜

mixi日記から。。 普段ものすごくゆるい格好をして過ごしているのだけどだから余計か、スーツにあこがれを持っている。 先日5月恒例のシティボーイズライブ*1に行ってきた。 きたろうさん、大竹まことさん、斉木しげるさん、ゲストとして中村有志さん、そし…

イッセー尾形のとまらない生活

先週の金曜日、イッセー尾形さんの舞台をみにいく。京都府立芸術会館という割合こじんまりした劇場での公演。普段,市民の発表の場にもなっているような感じの劇場だけど、(私もこどものころ踊りの発表会をしたことがある。。)イッセーさんのお好きな劇場の…

You Are The Top

三谷幸喜作、演出の「You Are The Top」観劇。この舞台は鹿賀丈史さんと市村正親さんがライバルを演じるはずだったのだけど、東京公演の初日のぎりぎり前に鹿賀さんのご病気による突然の降板ということがあって急遽キャストが変更になり、切符を買っていたわ…

彦馬がゆく

先週の土曜日、三谷幸喜作、演出の「彦馬がゆく」というお芝居をみにいく。後世に残されている坂本竜馬、高杉晋作、近藤勇の写真というのは全部ひとりの写真師(上野彦馬という人。。劇中では神田彦馬という名前)によって撮影されているということで、それ…

桃井かおりさんとイッセー尾形さんの二人芝居

イッセーさんの舞台はテレビでみたことはあるのだけど、目の前でみると尚一層新鮮だった。何個かの短いストーリー演じられたが、舞台横のハンガーラックには、それぞれのストーリーの登場人物の衣装がかけられ、舞台上で着替えられる。なんと桃井さんも舞台…

ヴァンプショウ

三谷幸喜脚本。みにいった後、他の人の感想を読んでいると辛口批評をしている方も多かったけど、(感想は掲載されている場所によっていろいろではある。。)わたしにはおもしろかったなぁ。三谷さんの脚本では異色のホラーものという感じで、二幕目セットの…